ハトムギ(薏苡仁)は、薬膳料理でもよく使われる食材の一つです。
クセが少なく食べやすいため、お茶やご飯、スープなどに取り入れやすい食材として知られています。
薬膳ではハトムギは体の余分な水分を排出し、体を整える食材と考えられています。
そのため、むくみが気になるときや体が重く感じるときなどの食事にも取り入れられることがあります。
この記事では、薬膳の視点からハトムギの効能や性味、帰経、食べ方などをわかりやすく紹介します。
ハトムギとは?どんな食材?
ハトムギはイネ科ジュズダマ属の植物で、薬膳では「薏苡仁(よくいにん)」と呼ばれます。
日本ではハトムギ茶としても知られており、古くから食用やお茶として親しまれてきました。
クセの少ない味わいで、ご飯やスープに加えたり、お茶として飲んだりと、日常の食事に取り入れやすい食材です。
薬膳から見たハトムギの性味と帰経
薬膳では、食材の働きを「性味」と「帰経」という考え方でとらえます。
性味
性味:甘・淡・微寒
甘味は体を補う働きがあり、淡味は体の余分な水分を排出する働きがあるとされています。
微寒性のため、体の熱をやさしく冷ます食材と考えられています。
帰経
帰経:脾・胃・肺
薬膳では、脾と胃は消化吸収に関係する臓とされています。
また肺は体の水分代謝とも関係すると考えられています。
ハトムギの薬膳効能
薬膳では、ハトムギには次のような働きがあるとされています。
利水滲湿(体の余分な水分を排出する)
ハトムギは体にたまった余分な水分を外へ出す働きがあるとされ、むくみが気になるときの食事にも取り入れられることがあります。
健脾(胃腸の働きを助ける)
脾胃の働きを助け、消化吸収を整える食材とされています。
清熱(体の熱を冷ます)
体にこもった熱をやさしく冷ます働きがあるとされ、湿気が多い季節などの食事にも取り入れられます。
排膿(体の膿を排出する)
薬膳では、ハトムギには体にたまった膿(うみ)を外へ排出する働きがあると考えられています。
そのため、皮膚のトラブルや体内に余分な湿がたまっている状態の食事にも取り入れられることがあります。
ハトムギの栄養
ハトムギにはさまざまな栄養が含まれています。
主な栄養成分
- 食物繊維
- カリウム
- タンパク質
- ビタミンB群
- ミネラル
これらの栄養が含まれていることから、健康的な食生活を支える食材としても知られています。
ハトムギはこんな人におすすめ
薬膳では、次のような人に向く食材とされています。
- むくみが気になる
- 体が重い
- 湿気の多い季節に体調を崩しやすい
- 食生活を整えたい
日々の食事に少量取り入れることで、無理なく薬膳を楽しむことができます。
ハトムギの1日の摂取量
ハトムギは食材として広く使われていますが、食べすぎは避け、適量を楽しむことが大切です。
ご飯やスープなどに
大さじ1〜2程度
を目安に取り入れることが多いとされています。
ハトムギはお茶や乾燥食材としても販売されています。
おすすめのハトムギ
薬膳料理では乾燥ハトムギやハトムギ茶が使いやすい食材です。
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ハトムギの食べ方
ハトムギはさまざまな料理に取り入れることができます。
ご飯
白米に混ぜて炊くことで、食べやすいハトムギご飯になります。
スープ
野菜スープや薬膳スープに加えることができます。
お茶
ハトムギ茶は日本でもよく飲まれている飲み物です。
お粥
お粥に加えると体にやさしい薬膳粥になります。
ハトムギを料理に使うなら
乾燥ハトムギを常備しておくと薬膳料理に便利です。
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ハトムギの簡単薬膳レシピ
ハトムギご飯

材料
- 米
- ハトムギ
- 水
作り方
米にハトムギを加えて炊くだけで、簡単にハトムギご飯が作れます。
ハトムギの注意点
ハトムギは体の水分を排出する働きがあるとされるため、体が冷えやすい人は取りすぎに注意することが大切とされています。
また、妊娠中の方は食べる量に注意する必要があるとされています。
ハトムギを毎日の食事に
ハトムギはクセが少なく、日常の食事にも取り入れやすい食材です。
ご飯やスープ、ハトムギ茶など、身近な料理に加えてみてはいかがでしょうか。
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