【体験談】らでぃっしゅぼーやを頼んでみた!薬膳初心者でも安心の野菜で作る体にやさしいレシピ

こんにちは。
体調の変化を感じるこの頃、健康について気になり始めた私。
「疲れが抜けにくい…」「なんとなく肌の調子が悪い…」と感じる日が増えてきた頃、薬膳という言葉に出会いました。

薬膳って、特別な材料や知識が必要なイメージがありますよね。
でも実際は、いつもの野菜を体調や季節に合わせて選ぶだけでも、立派な薬膳なんです。

今回は、そんな薬膳生活を気軽に始めたくて、「らでぃっしゅぼーや」の定期便を試してみた体験談と、実際に作った薬膳レシピをご紹介します。

記事を書いた人

国際中医薬膳師のいろはが薬膳の効果と普段食べている食材にも効能があることをお伝えします。

目次

らでぃっしゅぼーやってどんなサービス?

「らでぃっしゅぼーや」は、無農薬・減農薬・有機栽培を中心とした旬の野菜や食材を、自宅まで届けてくれる定期宅配サービスです。

実際に届いた野菜は… (プレゼント含む)

食材主な効能五性五味
玉葱気を巡らせ、胃腸を整える
大根消化を助け、痰を取り除く辛甘
ロメインレタス清熱・解毒・利尿苦甘
ホウレンソウ血を養い、腸を潤す
水菜体内の余分な熱を取り、利尿作用あり甘辛
トマト清熱・生津止渇(潤い補給)甘酸
甘長唐辛子食欲促進・胃を温める(※控えめに)
しいたけ免疫力強化、気を補う
セミノール気を巡らせ、津液を生む(爽やかな酸味)甘酸
ふじりんご胃腸を調え、潤いを補う甘酸
  • トマト(しっかり甘いのに酸味も爽やか!)
  • ホウレンソウ(濃い緑で、葉がシャキッとしている)
  • セミノール(爽やかな香りとジューシーさ!)
  • ふじりんご(甘すぎず、皮までおいしい)
  • 他にも大根・ロメインレタス・水菜・しいたけなどたっぷり!

箱を開けた瞬間、スーパーではなかなか味わえない“野菜の力強さ”に驚きました。

体にやさしい!らでぃっしゅ野菜で薬膳レシピを作ってみた

① 牛肉と玉ねぎ・甘長唐辛子の旨み蒸し煮

(補気+巡り改善+疲労回復)

● 材料(2人分)

  • 牛こま切れ肉:100~150g(または薄切り肉)
  • 玉ねぎ:1個(くし切り)
  • 甘長唐辛子:4~5本(斜め切り)
  • しいたけ:2枚(スライス)※なくてもOK
  • にんにく:1/2かけ(みじん切り)
  • 生姜:少々(千切り、冷え性なら追加)
  • ごま油:小さじ2
  • 醤油:大さじ1
  • みりん:大さじ1
  • 水:大さじ2
  • 塩・こしょう:少々

● 作り方

  1. 牛肉は軽く塩・こしょうをふっておく。
  2. フライパンにごま油を熱し、にんにく・生姜を炒めて香りを出す。
  3. 牛肉を加えて色が変わるまで炒め、取り出しておく。
  4. 同じフライパンで玉ねぎ、甘長唐辛子、しいたけを炒める。
  5. 牛肉を戻し入れ、水・醤油・みりんを加えて蓋をし、3〜4分蒸し煮に。
  6. 汁気が軽く残るくらいで火を止め、味を整えて完成。
ポイント!
  • 牛肉:補気・補血・筋肉を強化。疲労回復や冷えに◎
  • 玉ねぎ:気を巡らせ、胃腸を整える
  • 甘長唐辛子:気を温めて巡らせ、食欲を増進
  • しいたけ:気を補い免疫力UP、牛肉との相性も抜群

② ホウレンソウとセミノールとロメインレタスの薬膳サラダ

(補血+潤い補給+気の巡りサポート)

● 材料(2人分)

  • ホウレンソウ(茹でて使用):1/2束(約80g)
  • セミノール(またはオレンジ):1個
  • ロメインレタス:2〜3枚(食べやすくちぎる)
  • オリーブオイル:小さじ2
  • レモン果汁:小さじ1
  • はちみつ:小さじ1/2
  • 塩:少々
  • 黒こしょう:少々

● 作り方

  1. ホウレンソウはさっと茹でて冷水にとり、水気をよく絞って4cmほどに切る。
  2. セミノールは皮をむき、薄皮も取り除いて一口大に分ける。
  3. ロメインレタスは洗って水気を切り、食べやすい大きさに手でちぎる。
  4. ボウルにオリーブオイル・レモン果汁・はちみつ・塩・黒こしょうを入れてよく混ぜ、ドレッシングを作る。
  5. ホウレンソウ・ロメイン・セミノールをボウルに入れてドレッシングで和える。
  6. 器に盛り付けて完成!
ポイント!
  • ホウレンソウ:血を補い、肌・粘膜の乾燥に◎
  • セミノール:潤いを与えてストレスやイライラに◎
  • ロメインレタス:清熱・解毒・利尿作用でむくみや肌荒れにも◎
  • レモン・はちみつ・オリーブオイル:巡りと潤いの相乗効果

③ ホウレンソウとトマトの卵炒め

(補血+生津潤燥+美肌強化)

● 材料(2人分)

  • ホウレンソウ:1/2束(100g)
  • トマト:1個(中玉)
  • 卵:2個
  • 玉ねぎ(薄切り):1/4個
  • オリーブオイル:小さじ2
  • 塩:少々
  • 鶏ガラスープの素(顆粒):小さじ1/2(または中華だし)
  • ごま油(仕上げ用):少々

● 作り方

  1. ホウレンソウはさっと茹でて水気を絞り、4cmほどにカット。
  2. トマトはくし切り、玉ねぎは薄切りにする。
  3. 卵は溶きほぐして塩ひとつまみを加える。
  4. フライパンにオリーブオイルを熱し、玉ねぎを炒めてしんなりしたらトマトを加える。
  5. ホウレンソウも加えて軽く炒め、鶏ガラスープの素で調味。
  6. 溶き卵を流し入れ、全体をさっと大きく混ぜて半熟状で火を止める。
  7. 仕上げにごま油をひとまわし。
ポイント!
  • :補血・肌を潤す
  • トマト:清熱・潤い補給
  • ホウレンソウ:血を養い、乾燥肌や便秘に◎
  • 玉ねぎ:気を巡らせて代謝促進


④ セミノールとりんごのフルーツマリネ

(生津止渇+肌の潤い+消化促進)

● 材料(2人分)

  • セミノール(オレンジでも可):1個
  • ふじりんご:1/2個
  • はちみつ:小さじ1(甘さは好みで調整)
  • レモン果汁:小さじ1
  • ミントの葉(あれば):適量

● 作り方

  1. セミノールは皮をむいて薄皮を取り、一口大に分ける。
  2. りんごは皮ごとよく洗い、薄いいちょう切りまたはスライスに。
  3. ボウルにセミノールとりんごを入れ、はちみつとレモン果汁を加えてやさしく和える。
  4. 冷蔵庫で15〜30分マリネして、器に盛りミントを添える。
ポイント!
  • セミノール:気を巡らせ、体に潤いを与える
  • りんご:胃腸を整え、乾燥による喉・肌の渇きを防ぐ
  • はちみつ:潤肺・止咳、美肌にもよい

⑤ 鮭としいたけ・玉ねぎの薬膳蒸し煮

鮭としいたけ・玉ねぎの薬膳蒸し煮

(補気+巡り改善+免疫力強化)

● 材料(2人分)

  • 生鮭(切り身):2切れ(塩を軽くふっておく)
  • 玉ねぎ:1個(くし切り)
  • しいたけ:3枚(スライス)
  • にんじん(彩り・補気):1/3本(千切り)
  • 生姜:1かけ(千切り)
  • 酒:大さじ1
  • 醤油:小さじ2
  • みりん:小さじ1
  • ごま油:小さじ1(仕上げ用)

● 作り方

  1. 玉ねぎ・しいたけ・にんじん・生姜を耐熱皿またはフライパンに敷く。
  2. 上に鮭を乗せ、酒・醤油・みりんを全体に回しかける。
  3. 蓋をして中火で10分ほど蒸し煮に(または電子レンジ蒸しでも可)。
  4. 最後にごま油をひとまわしして風味を加える。仕上げにごま油をひとまわし。
ポイント!
  • 椎茸×玉ねぎ:免疫・巡り・デトックス
  • 鮭×生姜:冷え改善・疲労回復
  • 玉ねぎ・生姜:気の巡りを良くし、自律神経を整える

トータル効能まとめ

  • 血を補い潤いを与えることで、肌・粘膜・内臓の乾燥を防ぎます。
  • 春の「肝」の不調(イライラや乾燥)にもよく、女性の美容・ホルモンバランスにも◎

何より、旬の野菜を食べる=薬膳的に理にかなっているということが分かってから、食事への意識も変わりました。

\ 安心・便利・おいしい!私の薬膳生活を支える宅配野菜 /

まとめ

らでぃっしゅぼーやを試してみたことで、薬膳生活へのハードルが一気に下がりました。
薬膳は特別な料理ではなく、今ある野菜を活かす暮らしの知恵
だからこそ、安心できる食材を選ぶことが薬膳の第一歩です。


今回は

  • 薬膳は、日々の体調や季節に合わせて食材を選ぶ食事法
  • らでぃっしゅぼーやは薬膳にぴったりな安心・旬の野菜が届く
  • トマトやホウレンソウなど、身近な食材で体を整えるレシピが作れる
  • 無理なく薬膳を取り入れるには、まず「素材の力」を信じることから

についてお伝えしました。
どんなシーンでも健康と美味しさを両立できる薬膳。ぜひあなたの食生活に取り入れてみてくださいね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

国際中医薬膳師のいろはが薬膳の効果と普段食べている食材にも効能があることをお伝えします。

目次